気付きの実践 ヴィパッサナ

気付きの実践

久しぶりに坐って気付きの実践を行なった。

全ては今ここでしかない。
身体、感覚、感情、思考、記憶に気付き続けていると、何ともいえない好い気分になれるんだな。

揺ったりと寛いで、何にも執われない自由な心に戻れる瞬間があるんだ。

身体や感覚、そして感情、思考、記憶に振り回されているのが日常の私だとすれば、瞑想中の私は何なんだ？？。

私とは何？

私は無いというのが仏教の教えだけど、静かに安らいでいる私は何なんだろう？？。

日常の自分は外界に影響されて、条件反射的に生きているに過ぎない。
今ここの自分なんてものは気付きようもない。
現象に支配されているあいだは、本当の自分なんて解るはずもないか？

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今ここ
今の瞬間に気付く
こんなに簡単なことが、とても難しく、訓練しなければ気付きすら持続することができない。
いったい何なのだろう。
自分の経験している瞬間にすら気付くことができないなんて、不思議としかいえないね。

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今の自分？。
今の瞬間
今ここ

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この瞬間に気付き続けたい。

自分の呼吸を見守り続けて、お腹の膨らみ縮みに気付いているだけのことが、とても難しいことのように感じるときがある。
すぐに飽きてしまい、他の刺激的なものを感じようとしてしまうこともある。

しかし、それを求め続けていると迷いの道に吸い込まれるように堕落していくだろう。

私は真実の自分に還りたい。

私は本当の生まれ故郷に帰りたい。

何もかもを手放して、本当の自分に・・・・。


だが、本当の自分なんてものがあるのだろうか？
私は何なんだろう？
それが分かれば覚りなのだろうが・・・。

本当の私に還ること。
これが、とりあえず私の目標だ。

そこには、苦悩も緊張もなく、静かな安らぎの中で自由な私に戻っているはず・・・・。
これも観念かな・・。

執着を放れれば、自由な心境に達するという。
私はそれを信じて進み続けるしかない。

全てを手放し続けて・・・・。
私は感情を手放します。
私は欲求を手放します。
私は思考を手放します。
私は記憶を手放します。

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